長野中央署は2日までに、勤務していた大手住宅設備機器販売会社の取引を装い、長野市の酒店からビール券をだまし取ったとして、詐欺容疑で長野市の無職の男を逮捕した。
今回はこの事件について調べてみました。
事件の詳細
逮捕されたのは、長野県長野市鶴賀田町の無職、星井輝秋容疑者(53)です。
星井容疑者は今年2月中旬、当時勤務していた大手住宅設備機器販売会社の取り引きを装って、長野市内の酒店からビール券16万9800枚、約1億4400万円相当と、缶酎ハイ約40本をだまし取った疑いが持たれています。
星井容疑者は、代金を後払いすると言ってビール券を車で運び出しましたが、その後も支払いがなかったため、酒店が今年3月、警察に届け出ていました。
酒店は「大手企業の社員で、会社で使うと言っていたので信用した」などと話しているということです。
星井容疑者は今年3月、会社を懲戒解雇されています。
星井容疑者は調べに対し容疑を認めていて、警察が詳しいいきさつなどを調べています。
星井輝秋容疑者のプロフィール
名前:星井輝秋
年齢:53歳
職業:無職(元大手住宅設備機器販売会社勤務)
住所:長野県長野市鶴賀田町
星井容疑者の顔写真
顔写真については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について星井容疑者は、容疑を認めているということです。
しかし、動機については現在経緯を含め捜査中とのことです。
後々現金に替えるつもりだったのでしょうか。
大手住宅設備機器販売会社ということですから、金銭的に困っていたとも考えられないのですがね。
だとすると借金をしていたということも考えられますね。
詳細が分かり次第掲載します。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「長野市内の酒店」ということで、以下の辺りになります。
多くの酒店があり、被害のあった店舗を特定することができませんでした。
詐欺罪の刑罰
詐欺罪は様々なケースがありますが、詐欺罪として犯罪が成立するのは、人を騙すことによって、騙された人が、お金や金銭的な価値があるものを提供してしまった場合です。
法律で定められた詐欺罪の刑罰は、10年以下の懲役です。
罰金刑がないため、初犯であっても執行猶予が付かなければ、即刑務所に収監される可能性があります。
過去の有罪判決のうち、約85%が1年から3年の刑期となっています。
また、執行猶予が付いているのは、全体の約51%です。
このように有罪判決の半数程度は、判決後すぐに刑務所に行くことになっているようです。
終わりに
大手企業に努めているという経歴を使った今回の犯行でしたが、この企業も利用された側ですので、ある意味被害者といっていいでしょう。
かなりの額の金券が絡んだ事件ですが、動機については今後情報が入り次第更新していきます。