去年岐阜県内において、中学3年の女子生徒に、18歳未満と知りながら複数の男性にわいせつな行為をさせたとして、県内に住む31歳の男と24歳の女が児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や、犯行の経緯などについて調べてみました。
事件の詳細
児童福祉法違反の疑いで逮捕されたのは、岐阜県岐阜市の自営業、藤井隆之容疑者(31)と、岐阜県不破郡垂井町のアルバイト、田島えり容疑者(24)の2人です。
藤井容疑者らは岐阜県内で去年4月〜6月にかけ、当時中学3年の女子生徒(14)に、18歳未満と知りながら複数の男性客に対してわいせつな行為をさせた疑いがもたれています。
藤井容疑者らは出会い系サイトを通じ女子生徒と知り合い、それとは別の出会い系サイトを使い集客していたということで、その際、女子中学生とわいせつな行為ができる内容を、隠語を使って書き込みしていたということです。
藤井容疑者らは申し込みのあった男性客のもとに女子生徒を車で送り、支払われた料金の一部をマージンとして受け取っていたということです。
去年6月、女子生徒の父親が娘の金遣いが荒いことを不審に思い事件が発覚。
現在、藤井容疑者らの認否は明らかにされておらず、警察では余罪などを調べています。
藤井隆之容疑者と田島えり容疑者のプロフィール
名前:藤井隆之
年齢:31歳
職業:自営業
住所:岐阜県岐阜市
名前:田島えり
年齢:24歳
職業:アルバイト
住所:岐阜県不破郡垂井町
藤井隆之容疑者と田島えり容疑者の顔画像
現在、藤井容疑者らの顔画像についての情報は入ってきていません。
情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について、藤井容疑者らの認否は現段階では明らかにされていません。
目的はおそらく金儲けでしょう。
男女が共謀しての犯行でしたが、女性がいるということで、被害に遭った女子生徒に心理的に安心感を与える目的でもあったのでしょうか。
もしくは「私もやっているから」など、同調させるような言葉でもかけて、罪悪感を取り除いていたのか。
様々なことが考えられますが、無理やり強要したという内容の情報がないことを考えると、この女子生徒もお金が欲しくて、行為に及んだと考えられるでしょう。
お互いの利害が一致したといったところでしょうか。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は「岐阜県内」ということで、現時点では詳細な情報が入っていません。
女子生徒を車で送っていたということですから、通常のデリヘルと同じように、ホテルかレンタルルームのようなところで男性客と待ち合わせていた可能性がありますね。
詳細は、情報が入り次第更新していきます。
児童福祉法違反の刑罰
児童福祉法は、「児童に淫行をさせる行為」を禁止し、違反した場合の罰則は「10年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又は懲役と罰金の併科」となっています。
児童福祉法違反で検挙されるケースは、性風俗に関するものが多く、中でも児童に淫行させたケースが大半を占めています。
その他では、15歳に満たない児童を酒席で接客をさせるケースが問題となっています。
また、問題の行為があっても、相手が18歳未満の児童であることを知らなければ、処罰されることはありません。知らないことに過失があっても同じです。
しかし相手が18歳未満の児童であることを確定的、または未必的に知っている場合の故意の犯行は処罰されます。
児童を使用する者が児童淫行罪を犯した場合は、過失のないときを除き、児童の年齢を知らないことを理由として処罰を免れることはできません。
世間の反応
今回の事件について、世間の反応を紹介します。
「買う奴がいるからね。売る方を批判する人多いが、マスクの転売ヤーと同じで高額でも買う客がいるから減らないし、抜け道ができる。買う奴が居なくなれば売る奴もいなくなる。買う奴は軒並み逮捕して職場に通知した方がいい。子供を買う事を放置してるのは日本だけ。」
「なんだか、稼がせてた?こんな未成年 お金貰って罪には問われないんだ…なかなか遣り手だと思うけど。やっぱり 未成年も罰するべき。」
「自分の体がお金になると認識している時点でどうしようもないんだよね。これは買う方も売る方も悪いのであって、どちらか一方が悪いということはないと思う。未成年だとしても両者を罰しないとダメだよ。未成年だから罰しないのではなく、未成年の頃から罪と罰を教えないとダメ」
「いいお父さんだね。ちゃんと娘の変化をよく見てるからこそ発覚したこと。まだ中3だから親のありがたみなんて気づかないかもしれないけど、この事件発覚を期に逆恨みせずお父さんは心配して自分を見てくれてるんだと気づいてくれる子に改正したらいいですね。」
「父親としては残念な結果だったかもしれませんが、対応は素晴らしいと思います。逆に今発見出来て良かったかもしれませんね。父親の行動が娘さんへ父親の想いとして伝わる事をお祈りします」
「お父さんの気持ちを思うと、気の毒でならない。親子でさえお互い無関心な家もある中、良くぞ気付かれて、そして娘を思うからこその相談。どれだけの葛藤があったか。いつの日か娘さんに届きます様に」
「親子関係も修復が難しくなるかもしれないし、警察に相談するのもいろんな迷いがあっただろうけど、娘の素行と本気で向き合おうとした父親の行動は評価したい。」
「お父さんの洞察力と行動力が凄いね。娘さんの重しにならなければいいが。女の子の親は大変だな。嫌われる事もしなきゃならないし。まだ男の子の方が気楽かもしれない。」
「今はSNSで知り合う機会が増えているからその教育も必要。安易に早い時期からスマホ利用するようにしないのが良さそう。みんながスマホを持つから持ってしまう。みんなが持たなきゃ持たなくて済むようになるといいな。中学生でどうしても必要なのは電話機能ぐらいだからもっと中学生向けの携帯が普及するといいなぁ。親としてそう思います。」
「警察は認否を明らかにせず余罪を調べています。うーん最近のニュースを見てると客の中にも警官が居るのかなんて思っちゃうね」
終わりに
世間の反応にもあるように、売る方にも買う方にも問題はありますが、一番はまず子供にこのような行為をさせないことでしょう。
自分を売ろうとしている子供がいたら、大人が止める、させないということが、こうした事件をいち早く止める手立てになるはずです。
大人が子供を守る、そんな世の中になっていってほしいですね。