カップヌードルのエビの正体が朝ドラで解明!その名もプーバラン!?

カップヌードル

3月19日、Yahoo!検索トピックで「プーバラン」という、なにそれ?と言いたくなるような言葉がトレンド入りしました。

何かというと、NHK連続テレビ小説「まんぷく」に登場した「まんぷくヌードル」のエビのことのようです。

これまで日清カップヌードルに入っている「謎肉」のことがたびたび話題になっていたことで、それに対抗してか「謎エビ」と称されたプーバランですが、いったいどういったエビなのでしょうか。

今回は、朝ドラのモデルになった人物についても調べてみましたので、一緒に紹介していきます。

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プーバランとは

プーバラン

引用:https://ja.wikipedia.org

プーバランは十脚目クルマエビ科に分類されるエビで、インド太平洋に分布しています。

食用として広く流通していて、日本では日清カップヌードルの具材として知られています。

全長は最大でも125mmほどで、クルマエビやその他近しいエビよりも小さい体をしています。

生きているプーバランは、半透明の殻で腹部に赤い斑点があります。

主にむきエビに加工されて市場に出回り、茹でると色鮮やかで、フリーズドライ加工をしても味や色、形が損なわれないた日本ではインスタント食品などに使われています。

加工食品や飲食店で使われる事が多い一方、冷凍むきエビなど家庭用に販売される事はまずないとのことです。

実際は創業者自ら選んだ!?

カップヌードル

引用:https://www.askul.co.jp

日清カップヌードルに入っているエビは、以前から「謎肉」とともにときどき話題になっていました。

ドラマ「まんぷく」でエビ採用の発案者は神部(瀬戸康史)くんでした。

しかし、実際には日清食品創業者の安藤百福氏が「エビは高級感がありめでたい。日本人はみんな大好きなので、エビが入れば売れる」とエビを具材に決めたとのことです。

またドラマでは、200種類以上のエビを試しているがどれもうまくいかないと神部(瀬戸康史)が言う件がありますが、実際に集められたエビは、東南アジア諸国などから60種類以上といいます。

それらを実際にフリーズドライ加工し、お湯で戻して試食を繰り返して最後まで残ったのが6種類。

さらにそれらを実際にカップに入れて密閉し、数日後に開封した時の食感や形などから選ばれたのがプーバランだったという話です。

ドラマでは、神部がホテルの高級レストランに「シュリンプカクテル」というメニューがあると聞きつけ、そこに使用されていたエビを入手してきます。

それがプーバランでした。

これは実際にそうだったようで、当時の研究者が大阪市内のホテルでシュリンプカクテルを食べたことがきっかけになったとのことです。

ちなみにこのプーバラン、1972年当時は最高級品で、原価は1キロ4500円ほどだったそうです。

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NHK連続テレビ小説『まんぷく』

まんぷく

引用:http://xn--t8j4cxcta.com

まんぷく」は、2018年10月から放送を開始したNHK朝の連続テレビ小説です。

インスタントラーメンを生み出した夫婦の物語を描き、ヒロインは安藤サクラさん演じる今井福子、夫・立花萬平を長谷川博己さんが演じています。

モデルは、日清食品創業者・安藤百福氏とその妻・仁子さんです。

安藤百福

百福

引用:https://www.nissin.com

朝ドラ「まんぷく」で、ヒロイン・今井福子の夫となる立花萬平のモデルとなったのが、日清食品創業者である安藤百福氏です。

明治43(1910)年に日本統治下の台湾で生まれました。

百福は、図書館司書などを経て、東洋莫大小(東洋メリヤス)という繊維会社を22歳で設立します。

そして当時まだ一般的ではなかったメリヤスを、先見の明で大衆に普及させ大成功を収めました。

その後は様々な事業を手がけ、ベンチャービジネスの先駆者となっていきます。

戦時下では軍需工場の経営にも携わり、昭和20(1945)年に妻・仁子と結婚。

当時理事長をしていた信用組合が破綻し、無一文となってしまった百福は、次の一手と考えた際に、戦後の食糧難の中で人々がラーメンの屋台に行列を作っていたことから麺にニーズがあると確信します。

そして自宅敷地内に研究用の小屋を建て、即席麺の研究に取り組むようになりました。

試作と失敗を繰り返す過程で、百福は仁子が天ぷらを揚げている姿を見てひらめきます。

この原理を利用して、油で揚げた麺に熱湯を注いで柔らかくする「瞬間油熱乾燥法」を編み出しました。

こうして完成した世界初の即席麺は、昭和33(1958)年に「チキンラーメン」として発売され、宣伝にも力を入れ、家庭に普及させることに成功しました。

その後、世界初のカップ麺「カップヌードル」を開発。日清食品という大企業を育てあげていきました。

日清食品

日清

引用:https://www.nissin.com

日清食品株式会社は、大阪府大阪市淀川区と東京都新宿区、二箇所に本社を置くインスタントラーメンを中心とした食品会社です。

1948年9月4日「中交総社」として設立され、その後の1958年「日清食品」と社名を変え引き継がれました。

創業者の安藤百福によってインスタントラーメン「チキンラーメン」が開発され、1971年(昭和46年)9月には世界初のカップ麺「カップヌードル」が発売されました。

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終わりに

今回筆者はプーバランを初めて知りましたが、実際のところ、カップヌードルを食べたことはあるし、エビの入った加工食品も口にしたことがあるので、これまでプーバランに触れたことはあったということになります。

私達が普段当たり前のように食べているものが、多くの研究によって生み出されたアイディアのもと作られたと思うと、創業者の安藤百福氏はじめ、研究者の方々のこれまでの苦労には本当に頭が下がります。

今回プーバランについて調べてみて、どんなエビなのかを知ることができたので、今後口にする機会がある時には、今回の内容をきっと思い出すことでしょうね。

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