15日朝、新潟県新潟市秋葉区の県道で、横断歩道を歩いていた女子大学生を車ではね大けがを負わせそのまま走り去ったとして、秋葉区に住む65歳の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
今回はこの犯行について事故の原因や現場など調べてみました。
事故の詳細
逮捕されたのは、新潟県新潟市秋葉区新保の無職、諏訪間周二容疑者(65)です。
諏訪間容疑者は15日午前8時ごろ、新潟市秋葉区朝日の県道で横断歩道を渡っていた女子大学生を車ではね、頭や両足を骨折させる大けがをさせた上、救護せずそのまま走り去ったとして、ひき逃げなどの疑いがもたれています。
逃げた車の行方を捜査していたところ、諏訪間容疑者が15日午後4時半ごろ、警察に出頭し、目撃者の情報や現場に落ちていた破損したミラーの一部と車の破損の状況が一致したことなどから逮捕となりました。
諏訪間容疑者は調べに対し「交通事故を起こし、その場から逃げてしまった」などと容疑を認めているということです。
現場は信号機のない横断歩道で、警察は当時の詳しい状況を調べています。
諏訪間周二容疑者のプロフィール
名前:諏訪間周二
年齢:65歳
職業:無職
住所:新潟県新潟市秋葉区新保
諏訪間容疑者の顔写真
諏訪間容疑者の顔画像については、公開され次第更新していきます。
事故の原因
今回の事故について諏訪間容疑者は「交通事故を起こし、その場から逃げてしまった」と容疑を認めているということです。
事故の状況については現在捜査中ということで、詳しいことはわかっていません。
現場は信号機のない横断歩道ということで、諏訪間容疑者の前方不注意や、漫然運転などが事故の原因として考えられます。
事故現場
今回の事故が発生した場所は、「新潟市秋葉区朝日の県道」ということで、以下の辺りになります。
また報道の映像から、事故現場は「県道」ということですので、「県道320号線」の「新津小須戸線」と判明しました。
ひき逃げの刑罰
ひき逃げに関して以下のような規定になっています。
運転者が、人身事故に係る救護義務・危険防止措置義務に違反した場合には、道路交通法第117条第1項により、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されます。
なお、人身事故が「人の死傷が当該運転者の運転に起因する」ものである場合に、救護義務・危険防止措置義務に違反した場合は、道路交通法第117条第2項により、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。
「運転に起因する」要件とは、運転者が過失運転致死傷または危険運転致死傷に問われうる場合であり、死傷者が赤信号を無視したり追突、逆走した場合など、運転者の無過失が明らかな場合を除き、通常は第117条第2項の罪が適用となります。
終わりに
今回の事故に限らず、事故により気が動転してしまい、救護を疎かにしてしまうという話はよく耳にしますが、罪が重くなってしまうのもさることながら、まずは被害に遭った人の命を第一に考えていただきたいですね。
それが相手のためはもちろん、自分のためでもあります。
事故に遭った際には、そのまま走り去ることのないようにしたいですね。