埼玉県川口市で、通行人の男性の顔を包丁で切りつけ殺害しようとして、市内に住む男が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や、容疑者の人物像など調べてみました。
事件の詳細
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、埼玉県川口市上青木西の職業不詳、西牧邦彦容疑者(41)です。
西牧容疑者は7日午後5時25分頃、自宅近くの歩道において、会社員の男性(26)の顔を包丁で切りつけ殺害しようとした疑いがもたれています。
男性ともみ合いになっていた西牧容疑者を通行人が取り押さえ、駆けつけた警察官に引き渡しました。
西牧容疑者は調べに対し「刺したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。
2人に面識はありませんでした。
西牧邦彦容疑者のプロフィール
名前:西牧邦彦
年齢:41歳
職業:不詳
住所:埼玉県川口市上青木西
西牧邦彦容疑者の顔画像
西牧容疑者の顔画像については、現在公開されていません。
情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について西牧容疑者は、「刺したことは間違いない」と供述し、容疑を認めているということです。
動機について、現時点で詳しいことはわかっていません。
被害者の男性とは面識がなく、事件当時2人はもみ合いをしていたとされていますが、一体何があったのでしょうか。
考えられることとしては、
・肩がぶつかるなどの接触トラブルがあった。
・いわれのない因縁をつけられた
・通り魔的に最初から包丁で誰かを刺すつもりだった
・逮捕されるのが目的
などが挙げられます。
包丁を持っていたということですので、最初から何か事件を起こそうと考えていた可能性があります。
それにしても、見ず知らずの人間に突然包丁で襲われたら、それはそれは恐怖でしかありませんね。
犯行現場
今回の事件が起こった場所は、西牧容疑者の自宅近くということで、以下の辺りになります。
殺人未遂の刑罰
殺人未遂罪は、殺人罪と合わせて以下のように記載されています。
第26章 殺人の罪
(殺人)第百199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
(未遂罪)第203条 第199条及び前条の罪の未遂は、罰する。
未遂罪については明確な刑罰が設定されていませんが、殺人罪と同様に罰せられるとされています。
殺人未遂関連の量刑の相場は懲役3年~15年が一般的だということです。
第8章の未遂罪(未遂減免)第43条では、「犯罪を実行してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができ、自分の意思で犯罪を中止したときは、その刑を減軽、または免除する」とありますので、犯行状況などによって裁判官が決める罪の重さが変わるということです。
過去の殺人未遂に関する判決では、執行猶予を含む懲役7年以下の判決が全体の80%以上を占めています。
世間の反応
今回の事件について、世間の反応を紹介します。
「通行人に拍手喝采だな。包丁持ってる男を取り押さえるなんて…こんなことできる人は今はあまり居ない」
「包丁持って暴れる男を取り押さえる通行人って一体…。」
「面識がない他人から、包丁で襲われたら恐怖である。」
「コロナの影響で、包丁振り回したり、電車や新幹線という空間で放火する不届き者が増えるだろう。」
「丁を持った犯人を通行人がよく取り押さえましたね。おれはムリ、知らん人のためそこまでの正義感なし」
「川口市も物騒だな。綾瀬コンクリート殺人の犯人も住んでるし。」
「さいたま市治安悪いと思う…痴漢男も居たり。不安。」
終わりに
2人の間に一体何があったのでしょうか。
今後の捜査で、詳細が明らかになっていくことでしょう。
しかしながら包丁を持った人間に対し、果敢に止めに入った通行人の方の勇気には頭が下がりますね。