名古屋市中川区のマンションの通路で80代女性の頭などを殴り重症を負わせたとして、自称愛知県北名古屋市の無職の男が、殺人未遂の疑いで逮捕されました。
被害を受けたのはこの男の叔母だということで、今回はこの事件について、動機やなにかトラブルがあったかなどについて、調べてみました。
事件の詳細
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、自称愛知県北名古屋市六ツ師道毛の無職、柴辻仁容疑者(58)です。
柴辻容疑者は27日、名古屋市中川区露橋のマンションの7階通路で、女性の頭部周辺を手に持った鍵で複数回突き刺したり蹴るなどして、顎の骨折や顔面挫傷などのけがを負わせた殺人未遂の疑いがもたれていました。
女性は鍵のかかっていない部屋の前で、頭から血を流して倒れた状態で発見され、意識不明の重体ということです。
芝辻容疑者は7~8センチくらいの鍵を握り暴行したということで、逮捕後、被害者の女性については「親族」と説明しています。
柴辻容疑者は調べに対し「叔母を殴った」と供述しているということです。
警察は親族間のトラブルの可能性もあるとみて、捜査を進めています。
柴辻仁容疑者のプロフィール
名前:柴辻仁
年齢:58歳
職業:無職
住所:自称愛知県北名古屋市六ツ師道毛
柴辻容疑者の顔画像
柴辻容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について柴辻容疑者は、「叔母を殴った」と供述していて、容疑を概ね認めているようです。
警察は親族間のトラブルの可能性として、捜査しているということで、動機についてはこれからわかってくるでしょう。
鍵を握った状態で殴ったということで、残虐性が伺えますが、どれだけの憎しみがあったというのでしょうか。
親族間のトラブルとして考えられることとしては、普段の付き合い方や、金銭的なものなど、いくつか考えられますが、一体何があったのでしょうか。
詳細は情報が入り次第更新していきます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「名古屋市中川区露橋のマンションの7階通路」ということで、以下のあたりになります。
殺人未遂の刑罰
殺人未遂罪は、殺人罪と合わせて以下のように記載されています。
第26章 殺人の罪
(殺人)第百199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
(未遂罪)第203条 第199条及び前条の罪の未遂は、罰する。
明確な刑罰が設定されていませんが、殺人罪と同様に罰せられるとされています。
殺人未遂関連の量刑の相場は懲役3年~15年が一般的だということです。
第8章の未遂罪(未遂減免)第43条では、「犯罪を実行してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができ、自分の意思で犯罪を中止したときは、その刑を減軽、または免除する」とありますので、犯行状況などによって裁判官が決める罪の重さが変わるということです。
過去の殺人未遂に関する判決では、執行猶予を含む懲役7年以下の判決が全体の80%以上を占めています。
世間の反応
この事件についての世間の反応を紹介します。
「鍵は鍵穴に刺すものであって、人体に刺すものではない。今年の2月には姫路で僧侶の男が鍵で車に傷をつけた容疑で逮捕された事件もあったそうだけど」
「面識があったようなので相当な恨みがあったのだろうけど、鍵が凶器なら計画性はなく突発的だったのか?老婆にこれほど残忍な襲撃なんて恐ろしい。」
「頭部にカギを複数回刺すって、刺さるもんなの?相当、恨みでもあったのだろう。」
「出社して話聞いてビックリした。
しかし、鍵が頭に刺さるって、よっぽど殺意を持ってやらないと刺さらんぞ。」
「老婆の頭部にカギ?で突き刺した上、足蹴にするなんて…本当に殺意はあったのか?何があったんだろう?」
「婆さんの頭はドアでも金庫でも無いのを、教えないと駄目だと思う」
「頭の中がおかしいな。老婆に対して足蹴りとか、鍵を複数回刺すとか人間のすることではない」
「鍵ってあの小さな鍵で刺すって どんだけの強さよ・・・恐ろしい」
終わりに
この2人の間に一体何があったというのでしょうか。
今後さらに詳しいことがわかってくることでしょう。
しかしながら、80歳にもなる女性に対する犯行ということで、恐怖を覚える事件となりましたね。