23日、患者にわいせつな行為をしたとして、東京都足立区の婦人科の医師が強制性交等の疑いで逮捕されました。
今回はこの事件ついて、犯行の動機や逮捕後の流れなどについて調べてみました。
事件の詳細
強制性交等の疑いで逮捕されたのは、東京都足立区江北で、同区の婦人科「矢追医院」の院長、矢追正幸容疑者(55)です。
矢追容疑者は2019年11月21日午後2時45分ごろ、この院内で、30代の女性患者に対し「先生のこと好きと言ってごらん」などと言い、胸や下半身を触り、キスをしたりするなど、わいせつな行為をした疑いがもたれています。
女性をベッドのある個室に連れて行き、わいせつな行為をしたということで、被害にあった女性は妊婦で、この日が4回目の診察だったということです。
被害にあった直後に近くの交番に駆け込み相談し事件が発覚しました。
矢追容疑者は調べに対し「タイプだった」などと容疑を認めているということです。
この病院は婦人科や皮膚科などがあるということで、今回のほかにも似たような相談が寄せられているということで警察が関連を調べています。
矢追正幸容疑者のプロフィール
名前:矢追正幸
年齢:55歳
職業:婦人科「矢追医院」の院長
住所:東京都足立区江北
矢追正幸容疑者の顔画像
犯行の動機
今回の犯行について矢追容疑者は、「タイプだった」などと容疑を認めているということです。
欲望を抑えられなかったのが原因のようですが、タイプだったからという理由だけでその場で、しかも自分の職場でこのような行為をすること自体が信じられませんね。
犯行現場
今回の犯行が行われたのは、東京都足立区の婦人科「矢追医院」ということで、以下の場所になります。
自宅兼病院といった構造でしょうか。
後ろが住宅のようになっていますね。
強制性交等罪の刑罰
暴行・脅迫を用いて、姦淫や肛門性交、口腔性交など、またはそれら性行為に似た行為を行った場合、強制性交等罪が成立します。
法定刑は「5年以上の有期懲役」となっています。
また初犯であっても被害者との示談が成立していない場合、実刑になることがほとんどです。
今回の事件については、これまでにも似たような事件の相談があったということで、それがもし同じく矢追容疑者の犯行だとすれば、初犯扱いになるかどうか微妙なところですね。
今後の流れ
逮捕の後、どのような流れで進んでいくのでしょうか。調べてみました。
逮捕された後は、刑事手続き後の刑事訴訟法に基づき、決められた流れで行われていきます。
逮捕後は警察による捜査が行われ、この期間は48時間以内と決められています。
捜査が終了すると検察に身柄が「送検(送致)」されます。
送検後、被疑者は検察からの捜査を受けますが、これは24時間以内と決められており、検察の捜査が終わるまで、最大72時間は家族であっても面会することができません。
事件が過失致死傷罪などであれば、拘束期間が短くなることもありますが、罪によっては拘束期間が長引くことも考えられます。
捜査が必要な場合は勾留期間が長引き、原則10日間という期間がさらに10日延び、最大20日間となります。
この期間を合わせた、最大23日の間に被疑者は起訴・不起訴の処分を受けます。
起訴を受けると、被疑者は刑事裁判を待つ被告人となり、身柄を拘束されたまま刑事裁判(判決)を待ちます。
世間の反応
今回の事件についての世間の反応を紹介します。
「この状況ですと、この医師は余罪がもっともっと有るもっともっとと思慮しますね。厳重に取り調べ重罪にする事を望みます。」
「そもそも、それ目的で産婦人科医になったのではないかと思う。他にも余罪があると思う。」
「地方では、産科婦人科開業医が驚くほど減少していて、妊婦さんのみならず、女性のいざというときのかかりつけがなく、苦労されているというのに、、、、当の産科医がこのようなおぞましい性獣であると、女性は何を頼ればいいのかわからなくなりますね、、、、厳罰でもぬるい、医師免許剥奪でもなんとも、どうすればよいのか、議論が必要だと思います」
「どおゆう状況看護師とかはいなかったのかな。ありえない。気持ち悪い。母子共に問題なかったのかな。かなりの厳罰求む!」
「同意の上、とか、言わないだろうな、、。こういう医師は厳罰化しなければいけない。産科受診に対し不安を与えてどうする。医師の資格は間違いなくない。」
「逮捕容疑が強制性交だから触診とかの言い訳は通用しない出来心でする様な犯罪じゃないしかなり悪質で余罪も多そう・・」
「どう言うこと?母子ともに問題なかったのか?流産でもしたら、殺人罪を適用して欲しい。」
「どういう目的で産婦人科医になったんだろう。最初は志高かったのか…?最初から変態だったのか…。被害者のかたは本当に可哀想…無事元気な赤ちゃんを産んで幸せになれたらいいですが…」
「ロリコン教師やAV同然の医師とか。抑止力になるような、厳罰を与えることは出来ないものか。」
「どういう状況かわかりませんが、記事だけの内容だとこれはひどいですね。」
「こういう人に命を預けたくない。妊婦に暴行なんか2人分(場合によってはそれ以上)の命を貶してるもの。医師免許剥奪でいいでしょう。」
「生理痛ひどくて何度も産婦人科に行ったことあります、短大、実家、結婚してそれぞれ違う先生に見てもらってます。全て男の先生でしたが真面目に診察してくれて生理痛の辛さを労ってくれました。こんな人のせいで男の産婦人科の先生が全員同じような目で見られる可能性があるんですよ。私を診てくれた先生や他の真面目に診察してくれている先生に謝れ!!」
「女性の産婦人科医が増えて欲しい。中国の産婦人科医や女性関係の医者はほぼ女医。何でも安心して相談出来ると思います。この様なニュースを見ると全部の男性の産婦人科医は何故産婦人科医になったか知りたくなる。女性でも嫌なのに知らない男性の前で股を開くのは苦痛」
終わりに
今回の事件は報道の通りであれば、状況が状況なだけに、かなりの厳罰が下るでしょう。
病院内での行為が容疑者の趣味かどうかはさておき、妊婦さんに対しこのような仕打ちはあってはならないですね。
自らの犯した罪の重大さを認識していただきたいですね。