公衆トイレ内で火をつけ、排水溝のふたを焦がしたとして宮城県警仙台東署は9日、宮城県仙台市宮城野区の会社員の男を、器物損壊の疑いで逮捕しました。
大火事になっていてもおかしくなかった今回の事件、いろいろと調べてみました。
事件の詳細
公衆トイレ内で火をつけ、排水溝のふたを焦がしたとして宮城県警仙台東署は9日、宮城県仙台市宮城野区の会社員、沢田一洋容疑者(52)を器物損壊の疑いで逮捕しました。
沢田容疑者は6月2日午前5時20分ごろ、宮城野区内の公園の女子トイレ内で衣類のようなものを燃やし、トイレの床に設置されている排水溝のふたを焦がした疑いがもたれています。
沢田容疑者は6月27日と7月17日に窃盗の疑いで逮捕され、8月7日には建造物侵入の疑いで逮捕されていました。
調べに対し沢田容疑者は容疑を認めた上で、「火を見るとストレスを発散できた」と供述しているということです。
この公園付近では同様の不審火が数件発生しており、警察は関連を調べています。
沢田一洋容疑者のプロフィール
名前:沢田一洋
年齢:52歳
職業:会社員
住所:宮城県仙台市宮城野区
顔写真については特定に至りませんでしたので、公開され次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について沢田容疑者は、「火を見るとストレスを発散できた」と容疑を認めているということです。
「人は火を見ると落ち着く」というのは原始時代から遺伝子に組み込まれているからだとよく言われてますが、こんな街中ではなくキャンプ場にでも行けば焚き火し放題なんですがね。
そういった発想はなかったということでしょう。
それとも街中で火をつけることに快感を覚えていたのでしょうか。
また沢田容疑者は、窃盗や建造物侵入での逮捕歴があるということで、執行猶予がついていたと考えると、警察にマークされていた可能性もあります。
なぜ様々な犯行を繰り返す必要があったのでしょうか。
情報が入り次第更新していきます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「宮城野区内の公園の女子公衆トイレ」ということで、トイレの場所までは特定できませんでしたので、公園を掲載します。
ご覧のように、かなりの数の公園があり、場所も特定に至りませんでした。
器物損壊の刑罰
器物損壊罪とは、他人の物を損壊し、又は傷害した場合に成立する犯罪です。(「器物」とは文書・電磁的記録(データ)や建造物等を除く有体物一般のことを指します。)
器物損壊罪の法定刑は、「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは科料(刑法261条)」と定められています。
(科料とは:1万円以下の金銭の納付を求める刑罰のことです。)
また、器物損壊罪は必ず逮捕されるものではなく、事案が軽微である場合には逮捕されない可能性があります。
例えば、被害金額が極めて軽微である場合、被害届が提出されていない場合、民事的な賠償が既に終わっている場合等がこれにあたります。
終わりに
様々な犯罪を繰り返すことで、沢田容疑者は何かしらの気持ちを満足させていたということでしょうか。
だとしたら迷惑極まりないですし、辞めていただきたいですね。
どれだけ危険で迷惑なことをしたのか、自覚していただきたいと思います。
詳しい動機など、今後の捜査で明らかとなっていくでしょう。