無免許運転で乗用車と衝突して夫婦にけがを負わせ、逃走したとして、大阪市中央区の会社員の男が、無免許過失傷害とひき逃げの疑いで逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や無免許になった経緯など、調べてみました。
目次
事件の詳細
自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは、大阪府大阪市中央区安土町の会社員、中野久裕容疑者(64)です。
中野容疑者は11日午前10時45分ごろ、無免許で軽トラックを運転し、奈良県大和高田市出の国道24号交差点で、同市に住む男性(52)の乗用車と衝突し、男性と同乗していた妻(52)にけがを負わせた上、逃走した疑いがもたれています。
パトカーは当初、速度違反の車を発見し追跡していたということで、その車を運転していたのが中野容疑者だったということです。
その追跡の最中に赤信号の交差点に進入し、事故を起こしたとみられています。
中野容疑者は昨年11月に免許を取り消されていたということです。
中野久裕容疑者のプロフィール
名前:中野久裕
年齢:64歳
職業:会社員
住所:大阪府大阪市中央区安土町
中野容疑者の顔画像
中野容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について、中野容疑者の認否や動機については明らかになっていません。
しかし、事故前に速度違反で中野容疑者の車が追跡されていたということを踏まえると、おそらくは無免許ということがバレてしまうのを恐れて、逃走を図ったといったところでしょう。
そしてその逃走の果てに、今回の事故を起こしてしまい、そのまま逃走したといった流れではないでしょうか。
なぜ無免許になった?
今回中野容疑者は無免許だったということで、なぜ無免許になってしまったのでしょうか。
その理由については情報がなく明らかになりませんでした。
情報が入り次第更新していきます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「奈良県大和高田市出の国道24号交差点」ということで、以下の場所になります。
「国道24号線の交差点」ということで、「赤信号に侵入」という情報から、地図上でいうと現場は「勝目交差点」になるのではないでしょうか。
詳しい情報が入りましたら、更新していきます。
自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の刑罰
自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)
過失運転致死傷罪による刑罰は、自動車運転過失致死傷罪と同様、7年以下の懲役または禁固もしくは100万円以下の罰金刑です。
さらに今回は無免許ということで、加重が適応される可能性があります。
無免許運転の場合、法定刑は3年以下の懲役または50万円以下の罰金刑です。
これらを踏まえてかどうか、裁判で判断されることとなるでしょう。
法定刑としてはひき逃げの場合、10年以下の懲役及び100万円以下の罰金刑となっており、非常に重くなっています。
道路交通法違反(ひき逃げ)
運転者が、人身事故に係る救護義務・危険防止措置義務に違反した場合には、道路交通法第117条第1項により、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されます。
なお、人身事故が「人の死傷が当該運転者の運転に起因する」ものである場合に、救護義務・危険防止措置義務に違反した場合は、道路交通法第117条第2項により、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金となります。
終わりに
かなり派手に逃げていたことが考えられますが、たとえ逃げおおせたとしても、ナンバーや防犯カメラ映像、はたまた目撃情報など、様々なことで結果逮捕されることになっていたでしょう。
無免許状態でもスピード違反の取締で追跡されるくらいですから、免許を所持していた時にも相当派手な運転をしていたのでしょうね。
免許が取り消されたのもそういった理由もありそうです。