25日夜、十和田市の市道で自転車に乗っていた87歳の女性が無免許運転の軽乗用車にはねられ、死亡しました。
警察は軽乗用車を運転していた49歳の男を無免許過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しましたが、この事故について調べてみました。
事故の詳細
25日午後9時すぎ、十和田市穂並町の市道で近くに住む佐藤和子さん(87)が自転車で走行中、軽乗用車にはねられました。
佐藤さんは、意識不明の状態で病院に運ばれましたが胸や頭を強く打っていて、約3時間半後に死亡しました。
警察は無免許で軽乗用車を運転していた十和田市東二十四番町のリサイクルショップ経営、川口勇容疑者(49)を無免許過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、その後、無免許過失運転致死に容疑を切り替えて詳しい事故原因を調べています。
川口容疑者は容疑を認めているということです。
川口勇容疑者のプロフィール
名前:川口勇
年齢:49歳
職業:リサイクルショップ経営
住所:青森県十和田市東二十四番町
顔写真などは、特定に至りませんでした。
ちなみに、付近のリサイクルショップで調べてみたところ、以下のようにかなりの数の店舗がヒットして、川口容疑者の経営するリサイクルショップも特定に至りませんでした。
無免許の原因
引用:https://keiji-pro.com
今回の事故当時、川口容疑者は無免許で、さらに容疑を認めているということですので、自身が無免許であった自覚はあったとみてよいでしょう。
なぜ無免許になったのかということについては、公開されていませんでしたが、なんらかの理由で免許がない状態だったと考えられます。
一般的には、免許の失効や違反期間で免許停止かはたまた免許を取り消しになっていたということが考えられます。
結果的に、無免許で事故を起こすという、罪を重ねる事態になってしまったのですから、どんな理由で運転していたかは定かではありませんが、やはり法律は守っておくべきでしたね。
事故現場
現場は十和田市穂並町の市道で、片側一車線の直線道路です。
以下の現場を見るに、中心を走っている太い道路が事故現場で間違いないでしょう。
「三本木大通り」という名称の通りのようです。
被害女性について
名前:佐藤和子さん
年齢:87歳
職業:無職
住所:十和田市東三番町
無免許過失運転致死の罰則
通常、無免許運転は25点の減点となります。
赤切符と呼ばれる交通違反切符が渡され、6点以上の重大な交通違反を犯した際に渡されるため、行政処分を伴うことを意味しています。
それに合わせて無免許運転にて交通事故を起してしまった場合は、25点以外にも減点されます。
無免許運転は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金ですが、過失運転致死傷罪で有罪になれば7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金に処されます。
いずれにしても、かなり重い刑罰が課せられますね。
終わりに
どういった理由で無免許状態のまま運転に至ったのかは定かではありませんが、良くないことをしてしまったばかりに今回のような事故が起こってしまったいい例だと思います。
亡くなられた方におかれましては、今回の事故での不幸を悼みます。
川口容疑者は自分のやってしまったことの重大さをしっかりと自覚していただきたいと思います。