3日、東京都小金井市で二輪車同士の交通トラブルをきっかけに、男が相手をナイフで切りつけて逃走した事件で、20歳の会社員の男が傷害の疑いで逮捕されました。
交通トラブルから発展した今回の事件について、いろいろと調べてみました。
事件の詳細
逮捕されたのは東京都国分寺市本多4丁目の会社員、大友康裕容疑者(20)です。
大友容疑者は3日午後1時50分頃、東京都小金井市中町1丁目の都道で二輪車どうしの交通トラブルをきっかけに、赤信号で停車中の原付きバイクの男性(40)の横に止まり、刃渡り約10センチの折りたたみ式ナイフで切りつけ、右腕に3週間のけがを負わせた傷害の疑いが持たれています。
大友容疑者は、ナイフを男性に取り上げられたあと現場からオートバイで逃走していましたが、ナンバーの目撃情報などから3日夜、三鷹市内で身柄を確保され、容疑を認めたため逮捕されました。
大友容疑者は調べに対し「危険な抜き方をされて腹が立った」「相手の二輪車に追い越された際、走行の仕方をめぐって口論になり、とっさにナイフで切ってしまった。怖くなって逃げた」と供述しているということです。
大友康裕容疑者のプロフィール
名前:大友康裕
年齢:20歳
職業:会社員
住所:東京都国分寺市本多4丁目
報道の映像から自宅を特定しましたが、報道の画像のみ掲載し、ここでは控えさせていただきます。
犯行の動機
今回の犯行について大友容疑者は、「危険な抜き方をされて腹が立った」、また「相手の二輪車に追い越された際、走行の仕方をめぐって口論になり、とっさにナイフで切ってしまった。怖くなって逃げた」と供述しているということです。
よくある交通上のトラブルが原因となっていますが、ついカッとなって刃物を取り出すというのはかなり問題がありますね。
かなり短気な性格だったということでしょうか。
それ以前に、なぜ刃物を持ち歩いていたかが疑問です。
そのあたりも警察に追求されたことでしょう。
しかしながら、怖くなって逃げたということですから、きっと反省しているのでしょうね。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「東京都小金井市中町1丁目の都道」ということで、以下の辺りになります。
この地区内ですと、都道134号線「連雀通り」があり、その中に信号のある交差点は4箇所あります。
犯行が行われた信号のある交差点は、報道の映像から「宮本内科医院」があるところの交差点と判明しました。
傷害罪の刑罰
通常、暴行された人が怪我をしなかった時は「暴行罪」となりますが、今回の場合、大友容疑者のナイフで相手が怪我をしていますので、怪我をしてしまった時は「傷害罪」となります。
法定刑は刑法第204条により、刑罰は15年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
終わりに
今回の事件、とっさにナイフで切りつけてしまったということで、それさえなければ単なる交通上のトラブルで終わっていたことだけに、短気は損気とはよく言ったものだなと感じました。
怖くなって逃げたということですから、きっと反省をしているのだと思います。
しっかり罪を償って、二度とこのようなことを起こさないでいただきたいですね。