広警察署の巡査部長が、不正に入手した他人名義のクレジットカードを使い、通販サイトでイヤホンを購入したとして兵庫県警に逮捕されました。
警察官による不正行為がまた発覚しましたが、今回はこの事件のついて犯行の動機や、カードの入手経路など調べてみました。
目次
事件の詳細
逮捕されたのは、帯広警察署・刑事第二課所属の巡査部長、池田勝丸容疑者(34)です。
池田容疑者は去年8月ごろ、インターネットで不正入手した他人名義のクレジットカードを使いに、通販サイトで1万8000円あまりする高性能イヤホンを購入したとして、電子計算機使用詐欺の疑いが持たれています。
池田容疑者はカード入手後、その情報をもとにプリペイド式カードのサービスに加入し、他人になりすまして通販サイトでイヤホンを購入し、フリマアプリで転売し1万5000円ほどを手にしたということです。
池田容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
池田容疑者はネット上で知り合った別の人物とともに、不正入手したクレジットカードを悪用していたということで、余罪がないか詳しく調べています。
池田勝丸容疑者のプロフィール
名前:池田勝丸
年齢:34歳
職業:帯広警察署・刑事第二課所属の巡査部長
住所:不明
池田容疑者は2010年に北海道警に入庁。
刑事部門を中心に勤め、16年4月から帯広署の刑事2課に所属し、詐欺などを捜査する知能犯係を担当していました。
池田容疑者の顔画像
池田容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について池田容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
動機については、はっきりとしたことはわかっていません。
しかし今回の事件、金が絡む事件ですので、動機は金目的の可能性が大きいですね。
ネット上で知り合った人物と共謀していたということで、仲間とともに今回の手口で儲けようとしていたのでしょうね。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所については、情報がなく特定に至ませんでした。
逮捕に至った経緯
情報によれば当初、別事件の関係先として池田容疑者が浮上したということで、兵庫県警が11月5日に勤務先の帯広署などを家宅捜索した際に押収した資料などを分析したところ、今回の事件への関与が判明したということです。
その別事件については詳しくわかっていませんが、池田容疑者は他の事件にも関与していたということは、もともとそういったことをするような人物だったということでしょうね。
北海道警察本部のコメント
北海道警察本部の尾辻英一監察官室長は、今回の事件を受け「北海道警察の職員がこのような事案を起こし逮捕されたことは誠に遺憾です。道民の皆様に深くおわび申し上げます。今後明らかになった事実に基づいて厳正に処分いたします」とコメントしています。
電子計算機使用詐欺とは?
電子計算機使用詐欺罪は、不実の電磁記録を作り出したり、虚偽の電磁記録を供用することで、財産上不法の利益を得たり他人に得をさせる行為を指します。
コンピュータなど人以外を欺く行為が詐欺罪の対象外となることから、この不都合を解消するために作られた詐欺罪の補充規定となっているようです。
法定刑は、10年以下の懲役となっています。
世間の反応
この事件について、世間の反応を紹介します。
「国民を守るはずの警察官。ましてや刑事がクレジットカード情報を不正に取得して買い物して、それを転売。まぁサイバー課ならそんな事でも朝飯前って訳か。嫁子供をさつ害したり、高齢者から1,000万円以上騙し取ったり、複数人と不倫、盗撮、ワイセツ、飲酒運転、暴行傷害と警察官の不祥事が多すぎる」
「本当に本当に本当に 警察の不祥事多すぎ! 警官の質 落ちたよね。 上の人間からして駄目駄目だし 身内には甘々だし 警察が正しい行い出来ないなら 一体誰が 正義をまっとうするのか?」
「示談が成立して不起訴、依願退職、退職金支払いという流れ。」
「ここ最近の日本の警察官は、一体どうなっているのか!?日本そのものが沈没するぞ!」
「オマワリが悪い事をしても、もはや誰も驚かないから何か良いことをしたら報せてくれ! よろすく。」
「他人のカードで買い物してはなりませぬ。」
「不起訴なんて事にならないように頼みますよ!」
「警察官には敵わなわないよ汗。こんなことされたら防ぎようない。」
「拳銃持ってるんだから、銀行強盗したらどうですか?」
終わりに
今回の事件は、警察官による行為だったということが世間からは衝撃の事実だったようですね。
確かにこういった事件からは程遠い存在に感じますが、実際に今回のような犯罪に手を染めてしまったことで、警察官でも事件の当事者になりえてしまうということがわかりました。
警察官たる者、様々な欲望から己を断ち切らなければならないはずです。
今回の容疑者も、今後仕事を続けるか否かは別として、再度自分の立場を自覚していただきたいですね。