女性に乱暴したとして、山梨県警捜査1課と甲府暑は22日、山梨県南アルプス市の会社員の男を、住居侵入と強制性交の疑いで逮捕しました。
今回はこの事件について、犯行の経緯や動機について、調べてみました。
目次
事件の詳細
住居侵入と強制性交の疑いで逮捕されたのは、山梨県南アルプス市飯野の会社員、米山寿仁容疑者(46)です。
米山容疑者は8月28日午前4時半ごろから5時20分ごろにかけて、甲府市内のアパートの一室に侵入し、就寝中の20代女性に乱暴した疑いがもたれています。
米山容疑者はこれまで、同様の犯行で過去に2度服役しており、今年2月に出所したばかりだったということです。
米山容疑者は24歳だった平成9年に強盗や強姦、強制わいせつ事件で甲府暑に逮捕され、懲役10年の刑で服役していました。
しかし仮釈放中の35歳だった平成20年に強盗強姦事件を起こし、再び逮捕されました。
2度目の懲役も10年の判決を受けましたが、満期で出所しその後、南アルプス市内の会社で働いていました。
米山容疑者が勤める会社は、国の出所者就労支援事業に協力して出所者を積極的に雇用している会社だったということです。
米山寿仁容疑者のプロフィール
名前:米山寿仁
年齢:46歳
職業:会社員
住所:山梨県南アルプス市飯野
米山容疑者の顔画像
米山容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について詳しい動機はわかっていません。
しかし過去に2度、同様の犯行での逮捕歴があるということで、そういった性癖があるということが可能性として考えられます。
衝動的に女性に対して乱暴したくなるのか、はたまた嫌がる女性を見ることで自らの欲求が満たされるのか、何度も繰り返されるということですから、こうした性癖があったことが犯行の動機として考えられます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「甲府市内のアパートの一室」ということで、以下の辺りになります。
米山容疑者が勤務する会社の社長のコメント
社長は「彼は就職を何社も断られて、うちに来た。『生まれ変わる』と言って真面目に働き、ボランティア活動も行っていた。本当に驚いている。残念だ」と話しているということです。
住居侵入と強制性交の刑罰
住居侵入罪
住居侵入罪、建造物侵入罪の法定刑は、3年以下の懲役または10万円以下の罰金が課せられます(刑法第130条)。
住居侵入罪、建造物侵入罪については未遂も罰せられます(刑法第131条)。
強制性交罪
強制性交等罪とは、暴行又は脅迫を用いて13歳以上の人に性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」)をすることを内容とする犯罪で、刑法177条に定められています。
性犯罪の中で最も重い犯罪とされていて、強制性交等罪の場合、刑罰は5年以上の有期懲役で、また有期懲役刑の上限は20年となっているそうです。
また加重により30年まで延びることもあるそうです。
終わりに
性癖は治そうと思っても治らず、繰り返されるということを聞いたことがあります。
性犯罪の中で、痴漢、覗き、盗撮、盗聴などで逮捕された人が、釈放されても再犯で再び逮捕されるという例も少なくありません。
今回もそういった類の性癖が引き起こした事件なのでしょうか。
しかし、生まれ変わりたいと言って真面目に働いていたことを考えると、こうした性癖で衝動的になってしまう自分の弱さに苦しんでいるようにも思えます。
実際はどうかわかりませんし、今回の犯行に限らず女性を襲うようなことは許されることではありません。
次の釈放がいつになるかわかりませんが、こうした再犯の恐れがある人物に関しては、さらなるカウンセリングと、出所後の監督が必要かもしれませんね。