小学校の正門に児童の殺害を予告するはがきを置いたとして、栃木県警那須塩原署は、栃木県那須塩原市の無職の男を、威力業務妨害の疑いで逮捕しました。
今回はこの事件について、犯行の動機や経緯など調べてみました。
事件の詳細
威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、栃木県那須塩原市四区町の無職、小林巌容疑者(68)です。
小林容疑者は10月30日夜から31日朝までの間、自宅近くの市立西小学校の正門に「通学途中の子どもたちに突っ込み何人殺すか分からない」などと書いたはがきを入れた袋を置き、学校側に安全確保のための警戒をさせ、業務妨害をした疑いがもたれています。
小林容疑者は市役所にも苦情を訴える文書を送っており、その文書に同様の文言が書かれていたことから、小林容疑者が浮上したということです。
調べに対し小林容疑者は、黙秘しているということです。
小林巌容疑者のプロフィール
名前:小林巌
年齢:68歳
職業:無職
住所:栃木県那須塩原市四区町
小林容疑者の顔画像
小林容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について小林容疑者は、黙秘しているということで、現在のところはっきりとした動機はわかっていません。
市役所へ苦情の文書も送っていたということですから、もしかしたら、その苦情についての対応に腹を立てたことが考えられます。
また、自宅近くの小学校ということですので、児童の声がうるさかったなど、学校に対する不満が原因だったことも考えられますね。
詳細は情報が入り次第更新していきます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、小林容疑者の自宅近くにある「那須塩原市立西小学校」の正門になります。
住所:〒329-2746 栃木県那須塩原市四区町662
小林容疑者の自宅とは、同じ町内だったことがわかります。
威力業務妨害の刑罰
威力業務妨害とは、威力により相手の業務を妨害する行為です。
威力とはデモや街宣行為などがあり、最近ではインターネット上の書き込みによる威力も多くなっています。
威力業務妨害罪の罰則は【3年以下の懲役または50万円以下の罰金】となっています。
似たもので、偽計業務妨害罪というものがありますが、偽計業務妨害は、言葉や情報などの無形的な方法で相手の業務を妨害する行為をいいます。
一方、威力業務妨害罪は、形あるもので直接的に相手の業務を妨害するような行為のことをいいます。
終わりに
今回の容疑者はいったいどんな不満があって今回のような犯行に及んだのでしょうか。
不満があったとはいえ、ここまでしてしまうと迷惑行為では済まされません。
ことの重大性をしっかりと認識していただきたいですね。