元アルバイト先の書店で同僚だった女性(27)の首を絞めるなどして殺害しようとしたとして、北海道警北署は15日、北海道大学の大学院生の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。
今回はこの事件について、犯行の動機や経緯について調べてみました。
事件の詳細
殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、北海道札幌市東区北11条東1丁目の北海道大学の大学院生、小松正明容疑者(24)です。
小松容疑者は15日午前9時40分ごろ、以前アルバイトをしていた書店が倉庫として使用している、札幌市北区北12条西4丁目のアパートの一室で、元同僚の女性の顔面を殴り、首を絞めて殺害しようとした疑いがもたれています。
女性は首などに軽傷を負いましたが、命に別条はないとのことです。
当時、騒ぎを聞きつけた付近の住民が通報し、事件が発覚しました。
小松容疑者は調べに対し「やっていません。動機も手段もありません」と容疑を否認しているということです。
警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べを進めています。
小松正明容疑者のプロフィール
名前:小松正明
年齢:24歳
職業:北海道大学の大学院生
住所:北海道札幌市東区北11条東1丁目
小松容疑者の顔画像
小松容疑者の顔画像については、公開され次第更新していきます。
小松容疑者のSNS
今回、小松容疑者のツイッターを検索してみましたが、それらしいアカウントが見つかるものの特定に至りませんでしたので、検索結果のみ掲載します。
検索結果はこちらです。
犯行の動機
今回の犯行について小松容疑者は、「やっていません。動機も手段もありません」と容疑を否認しているということです。
動機もありませんとはどういったことなのでしょう。
警察では何らかのトラブルがあったとみていますが、いったいどんなトラブルでしょうね。
金銭トラブル?痴情のもつれ?恨みがあった?などなど、いろいろ考えられます。
これから捜査が進み、犯行の経緯が解明されていくでしょう。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、小松容疑者が以前アルバイトをしていた書店が倉庫として使用している「札幌市北区北12条西4丁目のアパートの一室」ということで、以下の辺りになります。
殺人未遂罪の刑罰
殺人未遂罪は、条文上では殺人罪と合わせて以下のように記載されています。
第26章 殺人の罪
(殺人)第百199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
(未遂罪)第203条 第199条及び前条の罪の未遂は、罰する。
明確な刑罰が設定されていませんが、殺人罪と同様に罰せられるとされていて、殺人未遂関連の量刑の相場は懲役3年~15年が一般的だとされています。
第8章の未遂罪(未遂減免)第43条では、犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができ、自分の意思で犯罪を中止したときは、その刑を減軽、又は免除するとありますので、犯行状況などによって裁判官が決める罪の重さが変わるということです。
過去の殺人未遂に関する判決では、執行猶予を含む懲役7年以下の判決が全体の80%以上を占めています。
終わりに
今回の事件、容疑者と被害に遭った女性の間に一体なにがあったのでしょう。
殺人未遂にまでなっていますので、よほどの恨みがあったということでしょう。
今後は新たな情報が入り次第、更新していきます。