24日朝、千葉県市川市の住宅で、40代の夫婦を殺害しようとしたとして、元親族の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。
元親族の男が、なぜ今回のような恐慌に及んだのでしょうか。調べてみました。
事件の詳細
殺人未遂で逮捕されたのは、東京都新宿区西新宿の自称フリーター、岡原和也容疑者(39)です。
岡原容疑者は24日午前8時すぎ千葉県市川市のマンションで、40代の夫婦の腹や首などを刃物のようなもので刺し重症を負わせ殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれています。
夫婦は病院に搬送され手当てを受けていますが、意識はあるということです。
犯行当時、刺された妻が「妹の元夫が刺しに来た」と助けを求め、近所に逃げ込んだということです。
近所の住人から通報を受け駆けつけた警察官が、玄関先にいた岡原容疑者を現行犯逮捕したということです。
岡原容疑者は調べに対し、容疑を一部否認しているということで、警察が詳しい動機などを調べています。
岡原和也容疑者のプロフィール
名前:岡原和也
年齢:39歳
職業:自称フリーター
住所:東京都新宿区西新宿
岡原容疑者の顔画像
岡原容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
犯行の動機については、詳しいことはわかっていません。
さらに岡原容疑者は今回の犯行について、容疑を一部否認しているということです。
いったい犯行のどの部分を否認しているのでしょうか。
被害者の妹の元夫ということで、その関係性に何らかの関係がありそうです。
今回の犯行の動機として考えられることは、
・被害者の妹と別れた原因をこの夫婦のせいにしている
・結婚していた時からこの夫婦に私怨があった
・元妻の居所を聞いたが教えてもらえなかった
など、あくまで推測ではありますが、元親族関係というのが何か関係しているのではないでしょうか。
犯行を一部否認しているというところも、今回の事件の発端も自分のせいではないということでしょうか?
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「千葉県市川市のマンション」ということで、以下のあたりになります。
犯行現場の詳細については、情報が入り次第更新していきます。
殺人未遂の刑罰
殺人未遂罪は、条文上では殺人罪と合わせて以下のように記載されています。
第26章 殺人の罪
(殺人)第百199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
(未遂罪)第203条 第199条及び前条の罪の未遂は、罰する。
殺人罪と同様に罰せられるとされていて、殺人未遂関連の量刑の相場は懲役3年~15年が一般的だとされています。
第8章の未遂罪(未遂減免)第43条では、犯罪を実行してやり遂げなかった場合は、その刑を減軽することができ、自分の意思で犯罪を中止したときは、その刑を減軽、または免除するとなっていますので、犯行状況などによっては裁判官が決める罪の重さが変わる可能性があります。
過去の殺人未遂に関する判例では、執行猶予を含む懲役7年以下の判決が全体の80%以上を占めています。
逮捕後の流れ
逮捕後48時間以内に釈放しない場合には、警察が事件の証拠や被疑者の身柄などを検察に送致します。
送致後24時間以内に釈放せずに捜査を続けたい場合、検察から裁判所に「勾留」請求されます。
勾留請求は、逮捕に続き被疑者の身柄を拘束して捜査をする必要がある場合に請求されます。
例えば、自由に動き回り逃亡をする恐れがある場合や、証拠隠滅を図る恐れのある場合それに当たります。
勾留後、原則10日間以内に、被疑者の起訴・不起訴の処分が言い渡されます。
しかし合計10日間まで勾留期間を延長することができるので、最大20日間拘束される可能性もあります。
起訴されると、略式、正式問わず裁判が開かれ、判決が言い渡され刑が確定します。
終わりに
この夫婦と容疑者の間に一体何があったのでしょうか。
今後さらに詳しいことが明らかになっていくでしょう。