SNSで知り合った小学生の女子児童を誘い出し、性的な暴行をしたとして47歳の会社員が逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や経緯などについて調べてみました。
事件の詳細
逮捕されたのは、神奈川県横浜市の会社員、岡正人容疑者(47)です。
岡容疑者は今年1月、SNSで知り合った小学6年の女子児童(12)に、埼玉県狭山市のホテルで性的な暴行をした疑いがもたれています。
自身の若いころの写真をSNSで掲載して女の子を誘い出し、車でホテルに連れ込んだということです。
女の子からの相談を受けた警察がスマートフォンでのやり取りや、ホテルの防犯カメラ映像などをもとに捜査し、岡容疑者の逮捕に至りました。
岡容疑者は調べに対し「12歳の女の子にわいせつな行為をしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
最近ではSNS利用がきっかけでの犯罪が増えていて、それに伴い被害に遭う子どもの数も急増しています。
警察庁の調べでは、去年1年間で全国で2082人と、これまでで最も多くなっています。
岡正人容疑者のプロフィール
名前:岡正人
年齢:47歳
職業:会社員
住所:神奈川県横浜市
岡正人容疑者の顔画像
岡容疑者の顔画像については、現在情報が入っていません。
情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について岡容疑者は、「12歳の女の子にわいせつな行為をしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
自分の若い頃の写真をSNSに載せて少女を誘い出したということですので、自分をよく見せて最初から誰かと出会うのが目的だったと考えられますね。
それが未成年の少女と知り合うのが目的だったのか、はたまた誰でも良かったのかについては今のところわかっていません。
報道では「わいせつ行為」ではなく「性的な暴行」とされていますので、少なからず少女の拒否があったのではないかと思われます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「埼玉県狭山市のホテル」ということですので、以下の辺りになります。
詳細な場所については、特定に至りませんでしたので、情報が入り次第更新していきます。
今回の事件における刑罰
今回の報道の中で、明確な刑罰がどういったものに該当するかなどについて公表されていませんでした。
同時に、報道には「性的な暴行」とあり、性交渉があったかどうかについても明記されていませんでした。
性交渉があったかどうかで違いがあるとは思いますが、おそらく「強制わいせつ」か「強制性交」に該当するのではないかと考えられますので、以下でその刑罰について解説します。
強制わいせつ罪
強制わいせつの罪は刑法第176条で、「13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は、6月以上10年以下の懲役に処する。13歳未満の者に対し、わいせつな行為をした者も、同様とする。」
と書かれています。
つまり、強制わいせつ罪に問われてしまうと、有無を言わさず刑務所に入れられてしまい、罰金刑もありません。
しかし強制わいせつ罪といっても、その犯行の内容はさまざまですので、そのようなことから「6月以上10年以下の懲役」と、このように刑に幅をもたせているということです。
強制性交等罪
強制性交等罪とは、暴行又は脅迫を用いて13歳以上の人に性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」)をし、または、13歳未満の人間に性交等をすることを内容とする犯罪で、刑法177条に定められています。
性犯罪の中で最も重い犯罪とされているそうです。
強制性交等罪の場合、刑罰は5年以上の有期懲役で、また有期懲役刑の上限は20年となっているそうです。
また加重により30年まで延びることもあるそうです。
終わりに
SNS絡みでの未成年が被害に遭う事件が、ここ最近多くなってきています。
誰でも簡単に利用でき、かつ簡単に見ず知らずの人と知り合うことができるものですが、サービス自体を規制できない以上、今回のような犯罪がなくなることはないでしょう。
未成年者に対する利用制限をかけるか、それともその規制を保護者に任せるのか。
社会全体でこの問題に取り組んでいく必要がありそうですね。