宮城県石巻市の国道で12日夕方、男性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、近くに住む64歳の会社員の男が逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や犯行現場などについて調べてみました。
目次
事件の詳細
自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕されたのは、宮城県石巻市大街道北3丁目の会社員、庵原和弘容疑者(64)です。
庵原容疑者は12日午後5時半ごろ、宮城県石巻市大街道西2丁目の国道398号線の路上で石巻市貞山3丁目の大橋長逸さん(71)を車ではね、死亡させた疑いがもたれています。
警察が防犯カメラの映像や近くを走っていた車のドライブレコーダーの映像を調べたところ、庵原容疑者の関与が判明したということです。
庵原容疑者は調べに対し「何かに乗り上げたとは思ったが確認しないで家に帰った」と供述していて、人をひいたことは否認しているということです。
現場は交通量の多い片側1車線の道路で、近くに信号や横断歩道はなかったということです。
庵原和弘容疑者のプロフィール
名前:庵原和弘
年齢:64歳
職業:会社員
住所:宮城県石巻市大街道北3丁目
庵原容疑者の顔画像
庵原容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について庵原容疑者は、「何かに乗り上げたとは思ったが確認しないで家に帰った」と供述していて、人をひいたことは否認しているということです。
人に乗り上げたらかなりの衝撃があるはずです。
何も確認せずその場を立ち去ったということで、なぜ車がなんともないかなど確認しなかったのか不思議でなりません。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「宮城県石巻市大街道西2丁目の国道398号線の路上」ということで、以下の辺りになります。
また報道の映像から以下の場所と特定できました。
自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の刑罰
自動車運転処罰法違反(過失致死)
過失運転致死傷罪の法定刑は、「7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金」となっています。
道路交通法違反(ひき逃げ)
人身事故に係る救護義務・危険防止措置義務に違反した場合には、道路交通法第117条第1項により、5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処されます。
なお、人身事故が「人の死傷が当該運転者の運転に起因する」ものである場合に、救護義務・危険防止措置義務に違反した場合、道路交通法第117条第2項により、10年以下の懲役又は100万円以下の罰金となり、刑が重くなります。
終わりに
何かに乗り上げたのであればかなりの衝撃があるはずですから、車を降りて確認すれば今回のような事態は防げたでしょうね。
それが人か物かわからない状況であれば尚の事、確認することが重要になってきます。
もしかしたらその確認で被害者を発見し救護が早まれば、被害者の男性は助かっていたかもしれません。
そうしたことの重要性を、容疑者含め我々車を運転する人間は覚えておかなければなりませんね。