熊本県山鹿市の国道交差点で、小学生3人が軽乗用車にはねられ軽傷を負った事故で、熊本県警山鹿署は自称作業療法士の男を、道路交通法違反(信号無視)の疑いで現行犯逮捕しました。
今回はこの事件について、事故の原因や事故現場などについて調べてみました。
事故の詳細
現行犯逮捕されたのは、熊本県山鹿市古閑の自称作業療法士、古閑孝生容疑者(51)です。
古閑容疑者は11月5日午前7時10分ごろ、熊本県山鹿市古閑の国道交差点で、横断歩道を渡っていた小学生3人を、自身が運転する軽乗用車ではね、軽傷を負わせた疑いがもたれています。
はねられたのは市立大道小学校6年の男児(12)と、1年の女児(7)と男児(6)で、擦り傷やねんざなどのけがをしたということです。
事故当時、古閑容疑者が運転していた道路の信号が赤だったということで、赤信号を無視したとして、道交法違反(信号無視)の疑いで現行犯逮捕しました。
古閑容疑者は調べに対し「フロントガラスが曇っていて、朝日がまぶしくて赤信号に気付かなかった」と容疑を認めているということです。
古閑孝生容疑者のプロフィール
名前:古閑孝生
年齢:51歳
職業:自称作業療法士
住所:熊本県山鹿市古閑
事故原因
今回の事故について古閑容疑者は、「フロントガラスが曇っていて、朝日がまぶしくて赤信号に気付かなかった」と容疑を認めているということです。
非常に危険な状態で運転していたことがわかりますが、いったいなぜそのような状態のまま運転していたのでしょう。
時間帯が朝方ということで、出勤のため急いでいたのでしょうか。
ガラスを拭くなどしてひと手間をいれれば、事故は防げたかもしれませんね。
事故現場
今回の事故が発生したのは、「熊本県山鹿市古閑の国道交差点」ということで、以下の辺りになります。
「国道325号線」の交差点ということで、古閑地内の325号線の信号は3ヶ所になりますので、そのどこかになります。
道路交通法違反(信号無視)の刑罰・違う罪の可能性
信号無視は道路交通法第7条に違反する交通違反となります。
車両の場合、違反点数2点、さらに3箇月以下の懲役または5万円以下の罰金となります。
しかし今回の場合、小学生に怪我を追わせているので、危険運転致死傷罪に問われる可能性があります。
この場合の「負傷している」ということですから、「15年以下の懲役」が課せられるかもしれません。
世間の反応
今回の事件についての世間の反応は以下の通りです。
一部を紹介します。
「フロントが曇っている状態で走ろうとする精神がわからん。曇が解消するまで車動かすなっての。寝坊でもして遅刻しそうになったのか?」
「朝日はともかく曇りはその状態なら正常に運転出来ないって分かってて運転してたって事だよね?危険運転致傷を適用すべき」
「曇ってる状態で走れる勇気がすごいわw
そして信号に日が当たってても歩行者用信号を見ればだいたいわかると思うよ?自分は青信号でも、交差する側の歩行者用を見て点滅、もしくは赤になったなら減速するようにしています。」
「後からの言い訳としか受け取れない。ふつう、ガラスが曇って前が見えなければ、ドライバーは前を見ようと、より一層の注意を払うものだ。そのために速度を落としたり、視点を変えたりするもので、前方が確認できないにもかかわらず、通常の運転を行っていたとすれば、このドライバーはドライバーとしての適正を欠くことになる。常識的に、ふつう曇りを拭うものだが、それすらしなかったことになる。このドライバー、事故の責任を負うのも当然だが、運転不適格者として免許を取り消すべきだろう。でないと、次も同じことを繰り返すことになる。」
「小学生の3人が大きな怪我もなく、軽傷で何よりです。運転手にはしっかり処罰を望みます!」
「信号が見えなかったにしても、歩行者は見えるでしょ。」
「そんなガラス状態で運転をするのが悪い。朝日が眩しかろうがならばより安全運転すれば良い事。信号無視の苦しい言い訳でしょう。子供達の怪我が軽くて本当に良かった」
「毎朝通勤で車を運転しますが、朝日が被って眩しくて信号が見えにくいことは経験上あることはあります。この記事を読んで自分も気を付けなければ、と感じました。」
終わりに
残念な事故ではありますが、よく見えない状態での運転がいかに危険なものかよくわかる例となりました。
このようなことを防ぐために、ドライバーはもっと安全運転に対する認識を高めなければなりません。
負傷した児童たちの具合が早く良くなるといいですね。