同居する85歳の祖父を包丁で刺したとして、愛知県小牧市の無職の女が殺人未遂の現行犯で逮捕されました。
今回はこの事件のついて、容疑者の顔や犯行動機、犯行が行われた場所など調べてみました。
事件の詳細
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、愛知県小牧市応時3丁目の無職、井戸歩容疑者(36)です。
井戸容疑者は23日午前6時50分ごろ、自宅の台所で、同居する祖父の誠次さん(85)の腰付近を包丁で刺し、けがを負わせた疑いがもたれています。
男性から「孫娘に背中を刃物で刺された」と119番通報があり、救急隊が駆けつけたところ、男性が腰から血を流し玄関に立っていたということです。
犯行の約10分後に井戸容疑者自ら「祖父を刺した」と通報し、警察官が事情を聞いたところ、男性を刺したことを認めたため現行犯逮捕となりました。
男性は病院に搬送されましたが、意識はあり、命に別条はないということです。
井戸容疑者は誠次さん、祖母との3人暮らし。
現在警察が何らかのトラブルがあったとみて、詳しい動機を調べています。
井戸歩容疑者のプロフィール
名前:井戸歩
年齢:36歳
職業:無職
住所:愛知県小牧市応時3丁目
井戸容疑者の顔画像
井戸容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について井戸容疑者は、事件後自ら通報し、警察の問いかけにも素直に罪を認めています。
動機については現在捜査中ということで、詳しいことはわかっていません。
警察では何らかのトラブルがあったと見ているようですが、一体何があったというのでしょうか。
考えられることとしては、
・常日頃から邪魔な存在だと思っていた。
・自分が無職であることについてうるさく言われ、カッとなって刺してしまった。
・もともと祖父のことをあまり良く思っていなかった。
・祖父をも巻き込む金銭トラブルがあった
などが挙げられますが、実際のところ2人の関係はどうだったのでしょうね。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、井戸容疑者の自宅ということで、「愛知県小牧市応時3丁目」になります。
また報道の映像から、以下の場所と特定することができました。
殺人未遂罪の刑罰
殺人未遂罪は、殺人罪と合わせて以下のように記載されています。
(殺人)第199条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処する。
(未遂罪)第203条 第199条及び前条の罪の未遂は、罰する。
未遂罪は、殺人罪と同様に罰せられるとされています。
殺人未遂関連の量刑の相場は、懲役3年~15年が一般的とされています。
第8章の未遂罪(未遂減免)第43条では、「犯罪を実行してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができ、自分の意思で犯罪を中止したときは、その刑を減軽、または免除する」とありますので、犯行状況などによって裁判官が決める罪の重さが変わるということです。
過去の殺人未遂に関する判決では、執行猶予を含む懲役7年以下の判決が全体の80%以上を占めています。
世間の反応
今回の事件について、世間の反応を紹介します。
「最近は親族間の殺人事件が多発している。原因が何であろうと人を殺める行為は余りにも激しい気性を想像する。幼少時の生活条件や生育環境に問題があるとすればひとえに親に問題があったのではと思うが、核家族化や親の離婚も原因の一つと思われる。」
「じいさんうるさかったのかな」
「じいちゃんと孫の間で何があったのか知らないが絶対に殺害しようなんて考えたらだめだ!最初か一緒にすまなければいいのにね。」
「恐らく職に就いていない事をネチネチ言われて立腹したのか?」
終わりに
2人の間に一体何があったというのでしょうか。
自分のおじいさんを刺すくらいですから、よほどのことがあったのでしょう。
しかしどんなことがあっても、人を刺していいという理由にはなりえません。
改めて、自分のしたことの重大性をしっかりと認識していただきたいと思います。