熊本県こども総合療育センターに入所する小学生の女児の体を触ったとして、県の非常勤職員の専門学校生が、強制わいせつの疑いで逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や容疑者の勤務先などについて調べてみました。
事件の詳細
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、熊本県熊本市南区城南町東阿高に住む、県の非常勤職員で専門学校生の、下田樹京容疑者(26)です。
下田容疑者は昨年12月~今月初めごろまで、熊本県宇城市の熊本県こども総合療育センターで、女児の下半身を触るなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。
同センターは障害のある子どもが入所する施設で、容疑者は昨年4月から勤務していて、被害に遭った女児の食事や入浴の介助を担当していたということです。
今月上旬、女児の様子が普段と違うことに職員が気付き、事情を尋ねたところ今回の犯行が発覚。職員が保護者とともに警察に被害届けを出したということです。
女児に怪我はありませんでした。
下田容疑者は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
現在のところ他の児童への被害は確認されておらず、今後児童相談所が聞き取りを進める一方、警察は余罪についても調べる方針です。
下田樹京容疑者のプロフィール
名前:下田樹京
年齢:26歳
職業:専門学生(熊本県こども総合療育センター非常勤職員)
住所:熊本県熊本市南区城南町東阿高
また専門学生ということで、通っている学校がどこなのか調べましたが、詳細はわかりませんでした。
情報が入り次第更新していきます。
下田容疑者の顔画像
下田容疑者の顔画像については、情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について下田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
犯行の動機については、現在はっきりとしたことはわかっていません。
考えられることとしては、
・もともと幼い女児に興味があった
・被害に遭った女児のことを好きになってしまった
・障害者なら何も言わない、抵抗もしないと思って犯行に及んだ
などが挙げられます。
自分より弱い相手に対してこのような行為は許せませんね。
犯行現場
今回犯行が行われた場所は、下田容疑者の勤務先でもある「熊本県こども総合療育センター」です。
熊本県こども総合療育センター所長のコメント
県こども総合療育センターの池辺顕嗣朗所長は記者会見で謝罪し、
「家族や県民の信頼を裏切って申し訳ない。再発防止策を早急にまとめたい」
と話しました。
強制わいせつ罪の刑罰
強制わいせつ罪は、暴行・脅迫を用いてわいせつな行為をした場合に成立します。
刑法で「6月以上10年以下の懲役に処する」と定められていて、罰金刑がありません。
初犯で犯行内容が悪質でなければ、多くの場合執行猶予がつくそうです。
しかし、犯行内容が悪質だと判断されれば、即実刑判決が下されることもあります。
終わりに
障害者を狙ったこうした犯行は前にもありましたが、自分より弱い相手に対し卑劣な行為をすることほど最低なことはありません。
容疑者におかれましては、自分の犯した罪の重さをしっかりと認識していただきたいですね。