岩手県滝沢市議会の議員が盛岡市のパチンコ店で、他の客が落としたICカードを盗んで使用した窃盗の疑いで逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や経緯など調べてみました。
事件の詳細
窃盗の疑いで逮捕されたのは、滝沢市議会議員の工藤勝則容疑者(66)です。
工藤容疑者は7日午前11時半ごろ、岩手県盛岡市のパチンコ店で、他の客が落とした約5000円の残高が残ったICカードを拾い、約3000円分を使用した窃盗の疑いが持たれています。
カードの持ち主がカードを落としたことに気づき、店員とともに議員に拾ったICカードを使っていないかたずねたところ、「他人のカードは使っていない」と言い、店から出て行ったということです。
警察が防犯カメラの映像を確認したところ、工藤容疑者が店内に落ちていたカードを拾っている様子が写っていたことなどから逮捕したということです。
工藤容疑者は調べに対し「他人のカードを盗んでいない」と、容疑を否認しているということです。
工藤勝則容疑者のプロフィール
名前:工藤勝則
年齢:66歳
職業:滝沢市議会議員
住所:岩手県滝沢市室小路
2011年、滝沢村議に初当選し、現在3期目。
現在は予算決算常任委員長、総務教育常任委副委員長などを務めています。
工藤容疑者の顔画像
犯行の動機
今回の犯行について、工藤容疑者は「他人のカードを盗んでいない」と、容疑を否認しています。
動機についても、詳しいことはわかっていません。
防犯カメラにカードを拾った映像が記録されていたということですが、残高が減っている以上「やっていない」というのは、なかなか厳しい言い訳なのではないでしょうか。
残高が残っていたので、ラッキーとでも思ってしまったのでしょうか。
詳細は情報が入り次第更新していきます。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「岩手県盛岡市のパチンコ店」ということで、以下の辺りになります。
パチンコ店が多く、犯行現場の候補としては以下のようになります。
窃盗罪の刑罰
窃盗罪は、他人の物を許可なく盗むことで成立する犯罪です。
刑罰は、10年以下の懲役または50万円以下の罰金となっています。
刑罰には種類や幅があり、犯罪の性質、被害者の感情、反省の有無などを含め、裁判官が刑を決定します。
過去の有罪判決のうち、約88%が懲役刑、残り12%が罰金刑となっており、懲役刑が圧倒的に多くなっています。
世間の反応
この事件について、世間の反応を紹介します。
「俺なんか10万負けていたときに、9500円のICカード見つけたけど迷わず届けたぞ。これが普通だ。人として恥ずかしくないのか。」
「市会議員って、平日の午前中は、まだ出勤しないの?」
「6000円分のICカード窃盗のために、市議会議員の職も辞することになるだろうし、その後の議員給与が無くなってしまうことの損失の方が大きいことを考えられなかったのだろうか。さらに人としての信用も失ってしまうことになるね」
「平日の昼間からパチンコするくらい、議員って暇なんですね」
「たまにICカードが落ちていることがある。監視カメラもあるし、どの台でいくら使ったかも調べればわかる。」
「こういう報道を見るにつけ、本当に地方の議会なんか要らないと思う。行政の監視なんか出来ないだろ。」
「すぐばれる嘘をついても無駄。カードには個別の番号が付与されていて何時にどの台で幾ら使われたか、全て管理されている。」
「やったことも驚きですがそこに市議が居て遊んでいたことに驚きました。」
終わりに
防犯カメラの映像から、今回の容疑者しか触っていないことがわかっていて、なおかつそれでも本当にやっていないというのであれば、拾ったカードの残高が減っていたのはなぜなのか、説明できなければならないはずですね。
真相は今後明かされていくでしょう。