強盗目的でアパートの敷地内に侵入したなどとして28日、神奈川県川崎市幸区小倉の建設作業員、村上耕太容疑者(35)が、強盗予備と邸宅侵入の容疑で再逮捕されました。
今回はこの事件について、犯行の動機や犯行現場、再逮捕されたということで、以前の逮捕経緯なども調べてみました。
目次
事件の概要
強盗予備と邸宅侵入の疑いで逮捕されたのは、神奈川県川崎市幸区小倉の建設作業員、村上耕太容疑者(35)です。
村上容疑者は昨年12月17日の夜、強盗目的で横浜市瀬谷区にあるアパートの敷地内に侵入し、自営業の40代男性の居室のインターホンを押した疑いがもたれています。
村上容疑者は2度インターホンを押しましたが、男性はドアを開けることなく無事でした。
村上容疑者はカードローンなどで数百万円の借金があり、高額報酬を餌に違法行為をさせるために人員を募集する「闇バイト」にツイッターで応募したということです。
無料通信アプリの「テレグラム」で指示を受けたとみられていて、警察では指示した人物を調べています。
村上容疑者は調べに対し、「現場には行ったが、強盗目的ではない」と容疑を一部否認しているということです。
村上容疑者は別の闇バイトにも応募していて、昨年12月には東京都東村山市の民家で現金約470万円が奪われた事件で、実行役が奪った現金を運搬する役として加担したとして逮捕されていました。
村上耕太容疑者のプロフィール
名前:村上耕太
年齢:35歳
職業:建設作業員
住所:神奈川県川崎市幸区小倉
村上耕太容疑者の顔画像
村上容疑者の顔画像については、現在公開されていません。
情報が入り次第更新していきます。
犯行の動機
今回の犯行について村上容疑者は、「現場には行ったが、強盗目的ではない」と容疑を一部否認しているとのことです。
強盗目的でないとすると、何のためにアパートに侵入したのでしょうか。
動機については現在捜査中とのことですが、前回逮捕された際も今回も、どちらも指示役の人間に指定された通りに犯行を行って報酬をもらう予定だったのでしょうね。
どちらも「闇バイト」中の犯行ということで、高額報酬が目当ての犯行だったとみてまちがいないでしょう。
しかしながら高額報酬とはいえ、犯罪に手を染めてしまう心理はどのような状態なのでしょうか。
今回二度目の逮捕ということで、もしかしたら過去にもこのような経験があった可能性もありますが、今のところ情報は入っていません。
犯行現場
今回の犯行が行われた場所は、「横浜市瀬谷区にあるアパート」ということで、以下の辺りになります。
前回逮捕の事件概要
東京都東村山市の民家で昨年12月23日午前0時ごろ、実行犯2人が東村山市秋津町の自営業の男性(84)宅に侵入し、カッターナイフで「カネを出せ」などと脅した上、現金約470万円を奪い、男性とその妻を結束バンドで縛るなどしてけがを負わせました。
実行役の男2人が奪った現金を、神奈川県内にある村上容疑者の関係先に置き、村上容疑者がさらに別の場所に数百万円を運んだという事件。
実行役と村上容疑者に面識はなく、警察は指示した人物を捜査していました。
村上容疑者は奪った現金の運搬役とみられ、調べに対し「運搬したが、強盗とは知らなかった」と容疑を一部否認していたということです。
現在は処分保留の状態でした。
強盗予備と邸宅侵入の刑罰
強盗予備罪
強盗をする目的で、凶器の入手や情報収集などの準備をする罪です。
法定刑は、刑法第237条で「2年以下の懲役」となっています。
邸宅侵入(住居侵入罪)
住居侵入罪とは、正当な理由もなく他人の住居などに侵入する犯罪です。
法定刑は「懲役3年以下または、10万円以下の罰金」となっています
世間の反応
今回の事件について、世間の反応を紹介します。
「昨年12月に逮捕されてまだ半年もせずに社会に出ていること事態おかしな法律だと思う。特殊詐欺とかやる連中の顔と氏名を公表してインターネットで誰でも閲覧できるようにしてほしいね。人権!とか言う団体が叫んできそうだけど被害者より加害者のほうが守られるのはどう考えてもおかしい。見せしめが必要なのは明白」
「無期懲役で!これからこの手の事件が増えそうだ・・・日銭すらない人間が増えそう。」
「闇バイトという言葉が存在するだけで腹立たしいな」
「なぜこの男性が狙われたのでしょうか」
「13年前の名古屋の殺人事件から何も変わっていない」
「川崎かと思ったら、やっぱり川崎だった。」
「捕まえて、すぐに再犯じゃー反省も糞もない。日本は甘過ぎる。」
「こういう秩序を乱す欠陥商品は早々に葬るべき。」
「ツイッターの運営、闇バイト、裏バイト、叩きのツイートの奴ら全員アカウント停止にすればいいのに」
「犯罪大国はもう目の前」
終わりに
闇バイトでの犯罪加担が今回だけでなく二度目ということで、容疑者の金銭的欲求もさることながら、その闇バイトが横行している事実にも驚かされます。
ネット関連ですと警察のサイバーパトロールが有名ですが、援助交際などの取り締りの他、こうした闇バイトの取り締りにもさらに力を入れていただき、今回のような事件がさらに増えることを防いでいただきたいですね。